やりたい放題になってきた5作目「トランスフォーマー/最後の騎士王」

前作は恐竜で今度はアーサー王伝説。なんでもありだな!
だんだん設定が広がりすぎて、よくわからないことになってきている気がする。
登場人物が多く、特にトランスフォーマーたちはモデルチェンジもあり、新キャラなのか再登場なのか覚えなくてもいいチョイ役なのかが判別がつかないまま見進めていくことになった。一応キャラ立ちはハッキリしているので作品の中では判別がつくが、背景を説明されないのは以前の作品で出ていたからなのか、尺の都合で省かれているのか、さらに後の展開で判明するのかがわからずストレスが溜まる。
今回は一応前作「ロストエイジ」からの続編ということだけれど、新しくトランスフォーマーを見てみようと思う層にはきつそうだ。

新キャラでいうと、主人公に協力するイギリス貴族はいかにも上流階級の秘密結社らしい落ち着きっぷりと粗暴さを併せ持つお茶目な紳士で魅力的。その召使いの小型オートボットも、敬語なのに口が悪く、すぐ手が出る(怪力)と、ある意味主人にぴったり。
廃墟でトランスフォーマーとひっそり暮らしてるメカニックな少女はミシェル・ロドリゲス似で個人的には好みだったんだけれど後半はあまり目立たなくて残念。

どちらもストーリーでは重要でも全編にわたって絡むわけではないのでここでもなんというか、無理やり詰め込まれた感じがある。トランスフォーマーたちは玩具で出ていたアレを実写化しました!の実績のためなのかもしれないが、人間キャラはよくわからない。

今作はアクションやセットは派手なものの、トランスフォーマーたる変形もいまいちないし、なんとなく消化不良。
遺跡探索とか特殊部隊との決戦とか、SF版インディ・ジョーンズみたいなコレジャナイ感。でっかいロボットが撃ち合うのも楽しいけど、もっとギュンギュン変形してほしい。
二足で走りながらビークルモードになるとか、走行中に障害物を避けるため瞬時にばらけてまた戻るとか、そういう流れるような変形が実写版の魅力だと思う。

と書いてみたが、映画館で3Dで見ると違ったのかもしれない。
でももしそうだとすると、配信での見放題やレンタルが広まる一方で、自宅用の3Dがいまいち普及してないという今この時期、3D映画って業界やクリエイターからするとなんなのだろう。2Dでは見劣りするから自宅では楽しめない映画として割り切っているのか。
まあ3Dに限らず映画は劇場で見るものだという論もあるのだろうけど。


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